2025年本屋大賞ノミネート作品、【カフネ】
人はInstagram、TikTokを経て、集中する時間が短くなっていると言われている。
そして音楽もイントロが大幅にカットされてないとなかなか流行らない。
そんなタイパ重視の時代に、そもそも読むのに時間がかかるのが前提の「本」という媒体でバズるってどんな文章?と思って読んでみたら・・。
カフネ [ 阿部 暁子 ] 価格:1,870円(税込、送料無料) (2025/3/27時点) 楽天で購入 |
ページをめくる手が止まらなくて徹夜で読んじゃいましたよ。
読み始めから物語に没入するまでがもうあっという間。
上手な人の水泳の飛び込みは飛び込みの時に音があまりしないって言うらしいですけど、この本はまさにそんな感じで気づいたら物語の中にいました。
謎解き要素も含んでるからネタバレしたくないのであんまり内容は言いたくないけど、僕の感想としては、鬼滅の刃に通じる「優しさ」を感じる作品だった・・!
優しさって何か特別なことをしてくれたから感じるんじゃない。
寄り添ってくれる、その寄り添い方がいかに自分にとって自然なのか。それが自然であればあるほど相手との時間が「安らげる」ってことに繋がる。
そう思えた作品だった。
日ごろ忙しくて自分の食事をないがしろにしちゃってる人、優しさに触れたい人、頑張りすぎてついツンツンしちゃってる自覚がある人、そんな「頑張ってる人」にこの本は極限までお腹空いてる時に食べるおにぎりみたいにあったかい存在感を残してくれる作品です。
読むなら4月の本屋大賞発表前がオススメ!
この本は僕の中では大賞絶対取るやつ。
受賞の発表が出た時に、
「今から読んでみよう。」 じゃなくて
「知ってたよ、大賞取るって知ってた。」って心の中でガッツポーズ取る方が気持ち良くないですか?
婚活に迷っているあなた!今が行動する時!!
「いつかいつか」の未来の自分になってやるより「いま」やる自分が一番若いですよ~
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